2025年6月号|夏バテを予防する食と生活習慣
夏バテとは
夏季の高温・多湿に体がうまく対応できずに生じる不調を「夏バテ」と呼びます。脱水や栄養不足、自律神経の乱れなどが要因となり、だるさや食欲不振などを引き起こします。
夏バテを防ぐ7つのポイント
- 生活リズムを整える:朝に太陽の光を浴び、朝食をしっかりとることで自律神経を整える。
- 冷房で体を冷やしすぎない:室内外の大きな温度差は自律神経を乱すため、適温に設定。
- 入浴は湯船につかる:シャワーで済ませず湯船で温まり、眠りやすい体温変化をつくる。
- 十分な睡眠をとる:自律神経を整え、疲労をためない。
- 適度な運動:体力維持や睡眠の質向上につながる。
- こまめな水分補給:熱中症予防のためにも水分・塩分をしっかりとる。
- 栄養バランスの良い食事:暑さに負けない体づくりに役立つ。
夏バテ予防に役立つ栄養素と食事
旬の夏野菜(トマト、きゅうり、なす、トウモロコシなど)にはβカロテン、ポリフェノール、ビタミンC、ビタミンE、水分やカリウムが豊富に含まれ、体を冷やす作用もあります。冷たい飲み物ばかりではなく、温かいスープや常温の水・お茶を取り入れましょう。
香辛料やレモン・酢などの酸味は食欲増進に有効です。しょうが、しそ、ねぎなどの薬味を上手に活用するのもおすすめです。
栄養素別のポイント
- ビタミンB1:糖質をエネルギーに変える。疲労や食欲不振の予防に。
食材例:豚肉、うなぎ、玄米、納豆、豆腐、枝豆、ごま - たんぱく質:筋肉や皮膚、髪の材料。不足すると体力低下を招く。
食材例:鶏肉、魚介、卵、大豆製品、乳製品 - ビタミンC:抗酸化作用で細胞を守り、血管や筋肉を丈夫に。紫外線や疲労などのストレス対抗にも有効。
食材例:キウイ、レモン、パプリカ、ブロッコリー、果物
夏はまだ始まったばかりです。日々の生活習慣と食事を工夫して、夏バテや熱中症を予防し、元気に乗り越えましょう。